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アイドルよ夢を魅せてくれ

ジャニーズ初心者の独り言

ジャニヲタがすなるはてブロといふものを 私もしてみんとてするなり

日記など続いたことがない。

 

どころか好きなジャンルも転々としている。

成人するまでの20年間をどっぷりアニメとインターネットに費やし、近頃は沼に定住できないジプシーとして、深くハマることのできる何かを求めて二次元を彷徨っていた。

 

転機が訪れたのは2016年の年始。新年が始まって10分も経たない、御目出度い雰囲気と眠気とネット回線の重すぎるスマホが私の目の前にはあった。

そう、それともう一つ、あったのはテレビだった。

大体、テレビなど殆ど見ない。アニメを見る分にはインターネットの動画サイトで事足りるようになってしまった現代である。公式配信は素晴らしいものだ。

だからテレビを見るのは久しぶりだった。チャンネルの数も分からない。紅白歌合戦を見た後はクルクルと目まぐるしくチャンネルを切り替えて遊んでいたが、つまらなくなったのでやめた。母がチャンネルを奪っていく。ピ、と切り替えた先。

 

映っていたのは、ジャニーズのアイドルたちであった。

 

眩しい。第一印象はそれである。妙に衣装がキラキラしている。アイドルなのだからそんなものなのかもしれない。多分ここまでなら私はジャニーズをそれ以上顧みることはなかっただろう。

 

チャンネルを変えてすぐ歌い始めたのがKinKi Kidsでなければ。

 

誰だこの歌上手い二人組。第二印象がこれだ。残念ながら私は人の顔と名前が全く覚えられない。身近な人たちですらそれであるため、テレビ画面の向こうの芸能人となればなおさらである。意を決して私は隣に座る母に聞いた。

「この人たち誰」

思い切り呆れた顔をされた。だがめげない。何せ私は声フェチである。歌が上手い歌手は全力で応援している。正直ジャニーズをナメていた私にとっては、ジャニーズのアイドルで歌の上手い人、などという存在は青天の霹靂だったのである。母は教えてくれた。彼らがKinKi Kidsという二人組のアイドルで、二人とも関西出身で、10代の頃からアイドル活動をしているということを。

随分おじさんになったわね、などと言う母を横目に画面を見つめる。歌っていたのはタッキー&翼の夢物語だった。この曲は知っていた。どこで聞いたのかは覚えていないが、曲の雰囲気が割と好きだった。だがこんな曲だったか? と少し首を傾げた。もっとパッション溢れる曲だったような気がするのだが。違和感、とまではいかない。それを塗りつぶすくらいには歌が上手い。二人の声が伸びて響いている。只管にそのことにショックを受けて、その後のことはあまり覚えていない(後から考えるとすごく勿体ないことをしたと思う)。

とりあえず勢いで堂本兄弟正月スペシャルを予約し、その日は眠りについた。

 

元日の夜。私はKinKi Kidsの歌を探していた。カバーでない、オリジナルの曲をちらっとでいいから聞きたかったのだ。

……Youtubeがこんなに役に立たない日が来るとは思っていなかった。恐るべし事務所の力。私はKinKi Kidsの歌声が聞きたいのであってカラオケや演奏動画、ましてや別の人のカバーはお呼びでないのである。

さて困った。こんな時こそニコニコ動画である。インターネット活動二次ヲタクには必須ツールで普段は好きなアニメの視聴に使っているが、そういえばこれも動画サイトであった。

まあちょっと、ざっくりとした彼らの歌の傾向が分かるようなメドレーみたいなものがあれば僥倖だなぁ、まあジャニーズだから無くても仕方ないし、そうなったらベストアルバムでも借りるかなぁ、などと考えていた過去の私は知らない。それこそが沼落ちへのカウントダウンであることを。

目の前に転がっていたのはバラエティでのKinKi Kidsの動画であった。

何だこの面白い人たち。第三印象はそれになった。昨日、いや今日の夜だが、あの時見た朗々と美声を響かせる二人組アイドルとあまりにも違う。ふざけるし、笑いを取りに行くことに貪欲だし、かと思えば二人の世界を作ってしまう。一体何が起こっているんだ。混乱が解けぬまま母に訴える。

KinKi Kidsってめっちゃ面白い人たちだね」

微笑まれた。当たり前だろと顔に書いてあった。不勉強を恥じる私。既に沼に片足を突っ込んでいる。

その後、私の正月休みは全てKinKi Kidsに溶けていった。

 

二月初旬。気付いたらKinKiヲタの中で名高いφコンが手元にあった。インターネットはげに恐ろしいものだ。ワンクリックで商品が手元に届いてしまう。勿論初回盤だ。特典まで余すところなく見てとりあえず落ち着いた。

落ち着いたら、他のグループが気になり始めた。

私の年代では嵐が流行っていた。物凄く、などと言う言葉には収まりきらないくらい流行っていた。中学生だった頃、部活の先輩に「嵐のメンバーは?! 全員フルネームで答えて!」と言われ、はっきりと「興味ないので知りません」と答えたところ、凍るような眼差しで睨まれたことを未だに覚えている。そのぐらい、当然のように、流行っていた。色々フラッシュバックしそうだったのでとりあえず嵐はまた今度にすることにした*1

KinKiの動画を見たり探したりしているとちらちら目に映るグループがあった。

そう、V6である。

この時点での私のV6に関する知識は微々たるものであった。誰が誰だかは知らない。名前も分からない。多分六人集まってもらっても認識できない。だが昔、学校へ行こう!を毎週見ていたので、そこに映っているジャニーズの人たちがV6だったはずだ。それから、確か健くんという人が、伊東家の食卓に出ていた気がする。旗振りとか上手かった、ような。イノッチってV6だったっけ。そうだった気がする。つまりほぼ知らないと言った方がいい。

ところがインターネット動画流し見マンである私は修学旅行ネタは知っていた。知っていたが、10年以上それがジャニーズの人たちであること、ましてやV6であることなど知らなかった。知識の偏りを感じる。

ともあれ私はようやく、あの修学旅行の動画を、彼らがV6であると認識しながら観たのだ。

何だこの面白い人たち。

一ヶ月振りの衝撃である。びっくりするくらい六人が六人それぞれとして認識できる。キャラ立ちが半端ではない。そりゃトレス動画流行るわ……と頷く。まだ顔と名前が一致しないが。先生みたいな人が坂本くんという名前なのは覚えた。不憫キャラ好きな心が疼く*2

次にちらりと見かけたのが、あの伝説のセクバニコンの、伝説のSupernovaの、あのポールダンスである。

はいこれヲタクが好きなやつ~~~~~! 今落ちた~~~!! 今沼落ちしました~~~~~!!! 汗! 赤いポール! 黒衣装! 迸るエロス! ありがとうございます!!!

気付いたら二月末にはV6の20周年記念コンサートの初回限定盤が二組とも手元にあった。デジャヴだ。きっちり全部特典まで見終わる頃には顔も名前も性格も把握できていた。沼の底へと泳ぎ始めた。

 

その後もなんやかんやあって、今日に至るまで楽しくジャニヲタライフを満喫している。あっという間に2016年が終わってしまったし、その間一度もジャニーズの沼から外へ出ることはなかった*3。テレビもほとんど毎日見るようになったし、Blu-rayに編集した録画番組を最高画質で保存するようになった。V6のライブも七割くらい集まった*4。初めて買ったCDはKinKi Kidsの薔薇と太陽初回盤Aになったし、2017年3月15日に発売されたV6の新シングル、Can't Get Enough/ハナヒラケはA・B・VRと三形態揃えてしまった*5。雑誌を買いに本屋に行くようになり、解体した雑誌をファイリングするようになった。目下の問題はこれらを仕舞う本棚が足りない事である。

 

長々と書いたがそんな感じで私はジャニヲタへと成長(?)を遂げた。今後もこのブログでは二次元出ジャニヲタとして気儘につらつらと文章を連ねていくつもりである。最初に言った通り、日記は続いたことがない。次がいつになるかも定かではないが、誰かの琴線に触れれば幸いである。

 

 

 

*1:念のため言っておくが、嵐は今では好きだし、メンバーも全員フルネームで答えられる

*2:ヘタリアのイギリスのような不憫具合が昔から好きなのである。その後結局坂本担に落ち着いた。

*3:二次元と掛け持ちしていると言った方が正しいかもしれない。

*4:初回盤が悲しいくらい高いので殆ど通常盤で揃えられている。

*5:ダイレクトマーケティング。特にVR盤はジャニヲタ必見の出来なので是非セブンネットで購入してほしい。想像以上にアイドルが近い。